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お客様に自然にお声がけする方法 — お客様の声を無理なく集めるコツ

お客様に自然にお声がけする方法

製品を気に入っているお客様はたくさんいます。Slackのメッセージやサポートメール、通話の中でそう伝えてくれているはずです。でも、それを正式なお客様の声として書いてもらうよう頼むとなると、なんだか気が引ける。友人に推薦状をお願いするような感覚で、こちらも恐縮だし、相手にも負担をかけてしまいそう——そう感じる方は多いのではないでしょうか。

実は、そう難しく考える必要はありません。依頼が気まずくなる原因は、ほとんどの場合「タイミングが悪い」「お願いの内容が漠然としている」「大ごとに見せてしまっている」の3つです。この3つを解消すれば、依頼は自然な会話の流れになります。


なぜ依頼はうまくいかないのか

お客様は思っているより協力的です。 多くの方が「頼んでも断られそう」と感じていますが、ポジティブな体験をしたお客様は想像以上に喜んでお声がけに応じてくれます。うまくいかない理由は「お客様の意欲」ではなく「依頼する側がためらっている」ことにあります。

依頼の内容が曖昧すぎます。 「よろしければ推薦文を書いていただけますか?」と言われても、お客様は「どんな形式で?」「どのくらいの長さ?」「何を書けばいい?」「どこで使われるの?」と戸惑ってしまいます。曖昧さがハードルを生みます。

タイミングが合っていません。 忙しい時期や、製品のトラブルが起きているときに届いた依頼は、的外れに感じられます。一方、ポジティブな体験の直後であれば、同じ依頼でも自然で答えやすいものになります。


依頼するベストタイミング5選

1. サポート対応が成功した直後

お客様の問題を解決し、「ありがとうございます、助かりました!」と返信が来た。そのときの感謝の気持ちは本物で、まだ新鮮です。この機会を活かしましょう。

声のかけ方: 「お役に立てて嬉しいです!もし少しお時間があれば、その体験を短いお客様の声としてシェアいただけると大変ありがたいです。リンクはこちらです。2分もかかりません。」

なぜうまくいくのか: 感謝の気持ちがピークのタイミングです。依頼がコールドメールではなく、やりとりの自然な続きとして届きます。

2. 節目の達成のあと

1,000件目の注文を処理した、プロジェクトが完了した、コストや時間を大幅に削減できた——そんな成果をお客様が実感したタイミングです。

声のかけ方: 「〇〇の達成、おめでとうございます!よろしければ、その体験を少し言葉にしていただけませんか?同じ状況からスタートした方たちにとって、きっと参考になります。」

なぜうまくいくのか: 達成感があるとき、人は自分の話を共有したいと感じます。売り込みではなく、成果を一緒に祝う感覚になります。

3. 登録から30日後(SaaS)/購入から2週間後(EC)

このタイミングは「ちょうどいい」時期です。製品を十分使って実感が生まれていて、かつ体験がまだ新鮮で具体的に話せる状態です。

声のかけ方: シンプルなメールを一通。「〔製品名〕をご利用いただいて数週間が経ちました。もし良い体験をされているようであれば、簡単にお声がけをいただけると嬉しいです。」

なぜうまくいくのか: 自動化されたタイミングで、お客様が製品の価値を実感している「気づきの瞬間」を捉えられます。

4. 自然に褒めてくれたとき

「この製品、本当に好きです」とメールが来た。SNSで「最高です」と投稿している。通話で「大きな変化がありました」と話してくれた——そういうタイミングです。

声のかけ方: 「嬉しいお言葉です!よければ、そのお気持ちをお客様の声として一言いただけますか?2分ほどで完了できるリンクをお送りします。」

なぜうまくいくのか: すでに気持ちを表現してくれています。あとはそれをシェアできる形にしてもらうだけ。一番大変なステップ(「いいと思う」という気持ちを持つこと)は、もう終わっています。

5. 更新のタイミング

サブスクリプションを継続するという行動自体が、一種の支持表明です。そこに言葉を添えてもらいましょう。

声のかけ方: 「ご更新の時期が来ました。引き続きご利用いただいていることを、本当に嬉しく思っています。よろしければ、ご活用の中で一番価値を感じていただけた点を教えていただけますか?」

なぜうまくいくのか: 更新は意思決定の瞬間です。お客様はすでに製品の価値について考えています。その気持ちを言葉にするお手伝いをするだけです。


依頼の仕方——5つのポイント

具体的に伝える

NG:「推薦文を書いていただけますか?」 OK:「数行のテキストか30秒ほどの動画で、ご体験を一言いただけますか?こちらのリンクから入れます。」

何をどれくらいお願いしているかが明確であれば(2分、テキストか動画、直接リンク)、お客様は気軽に応じられます。

「他の誰かの役に立つ」という視点で伝える

NG:「マーケティング用にお客様の声が必要です。」 OK:「〔製品名〕を検討している同じ立場の方たちに、ぜひ参考にしてもらえると思います。」

「会社のために」より「同じ悩みを持つ人のために」の方が、動機につながります。

断りやすくする

「もちろん無理にとは言いません。今は難しければ全く問題ありません。」これは単なる礼儀ではありません。プレッシャーを消すことで、むしろ承諾してもらいやすくなります。

ガイドになる質問を渡す

白紙のテキスト欄やカメラの前で何を言えばいいか迷うお客様もいます。2〜3個の参考質問を用意しておくと助かります。

  • 弊社を知る前に、どんな課題を抱えていましたか?
  • 〔製品名〕を使い始めて、一番変わったことは何ですか?
  • 導入を検討している方に、どう伝えますか?

これらは台本ではなく、思考の出発点です。質問を使う方もいれば、自分の言葉でスラスラ話してくれる方もいます。どちらも歓迎です。

直接リンクを送る

「ウェブサイトの〇〇ページから」ではなく、収集フォームへのリンクを1クリックで開けるように。ステップが少ないほど完了率が上がります。


やってはいけない依頼の仕方

顧客リスト全体に一斉送信しない。 一括メールは無視されます。特定のお客様に、適切なタイミングで個別に送りましょう。

問題が起きているときに頼まない。 サポートチケットが未解決、クレームがある——そんなときではありません。状況が解決してお客様が穏やかな状態になってから声をかけましょう。

代わりに文章を書くと申し出ない。 「下書きしますので、確認するだけで大丈夫です」は親切に聞こえますが、結果は「作られた感」のある文章になりがちです。多少拙くても、お客様自身の言葉の方がはるかに信頼性があります。

フォローアップは1回まで。 5〜7日後に一度だけ「もしかしたら埋もれてしまったかと思いまして」と送るのは問題ありません。2回以上はしつこくなります。2回連絡して反応がなければ、別のお客様に移りましょう。

過度なインセンティブは避ける。 小さなお礼(割引コードなど)は問題ありません。しかし大きな見返りを用意すると、お声がけの信頼性が下がります。本当に価値のある声は、報酬ではなく純粋な気持ちから生まれます。


2分ルール——完了率を左右するのはプロセス

お声がけが来るかどうかより、「どれだけ簡単に完了できるか」の方が重要です。2分以上かかるフローでは、ほとんどのお客様が途中でやめてしまいます。

テキストの場合: 星評価、テキスト欄、名前と会社名のフォーム。できる限り事前入力済みにして、送信ボタンを押すだけに。

動画の場合: リンクをクリック→カメラを許可→30〜60秒録画→確認→送信。ブラウザ内で完結するので、アプリのダウンロードもファイル操作も不要です。

アプリのインストール、アカウント作成、複雑なフォーム入力、動画ファイルのアップロード——こういった手間が増えるほど、せっかく「書いてもいいよ」と思ってくれたお客様が離脱していきます。


動画のお客様の声が特に価値ある理由

テキストのお客様の声は有効です。動画はそれ以上です。顔が見えて、声が聞こえて、話しぶりに温度感がある——そこにはテキストでは伝わらないリアルさがあります。見ている人は「これは本物の人が話している」と直感的にわかります。調査によれば、動画によるお客様の声はテキストのみのものと比べて、コンバージョン率が大幅に高くなることが一貫して示されています。興味を持った訪問者を、確信を持って購入する人へと変える、感情的なつながりをつくれるのです。

長らく課題だったのは「収集のハードル」でした。多くのツールでは、お客様にアプリを入れてもらい、スマートフォンで撮影して、ファイルをエクスポートして、専用ポータルにアップロードしてもらう必要がありました。その手順を経るうちに、最初は「いいよ」と言ってくれた人の半分がやめてしまいます。

この問題を解決したのが LoveBoard です。お客様は収集リンクをクリックして、一度カメラの許可をするだけ。あとはブラウザの中で直接録画できます。アプリも不要、ファイル操作も不要。どのデバイスからでも2分以内に、きれいな動画のお客様の声を受け取れます。

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お客様の声収集をワークフローの一部にする

都度キャンペーンを組む必要はありません。既存のお客様接点に自然に組み込みましょう。

  • オンボーディング後のメール — 登録から30日後に自動で依頼を送る
  • サポート完了後 — 「解決しましたか?」のメールにリンクを添える
  • アプリ内の節目通知 — 成果を達成したタイミングでプロンプトを表示
  • 更新確認メール — 更新のお礼メールにお声がけを含める
  • 定期ミーティング — 「よろしければ、一言いただけるリンクをお送りしてもいいですか?」と口頭で伝える

収集をワークフローに組み込むと、別途キャンペーンを立ち上げなくても、新鮮なお客様の声が継続的に届くようになります。


まずはここから

最も満足度が高いお客様を10名選びましょう。メールや通話、サポートのやりとりで「良かった」と言ってくれた方たちです。それぞれに、気持ちが前向きなタイミングで個別にメッセージを送り、収集フォームへの直接リンクを添えてください。

思っているより多くの方が「ぜひ」と答えてくれるはずです。

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