動画のお客様の声の集め方(ファイル送付をお客様にお願いしない方法)

動画のお客様の声は、視聴者の62%の信頼度を高めます。テキストでは18%です。動画はより説得力があり、より印象に残り、作り物だとわかりにくい。実際に人が製品について語る姿は、ランディングページに置ける最高の口コミに近いものです。
でも問題があります。動画のお客様の声を集めたいと思っていても、実際に集められていない企業がほとんどです。製品が気に入られていないからではなく、録画して送るというプロセスが面倒すぎるからです。
よくあるお願いの形はこうです。「短い動画を録画して、メールで送っていただけますか?」お客様は録画方法を考え(スマートフォン?ウェブカメラ?画面録画ソフト?)、ファイルをエクスポートして、大容量の動画をメールかアップロードで送らなければなりません。ほとんどの方は、始める前に断念します。
もっとシンプルなやり方があります。
ファイルアップロードが動画収集を妨げる理由
問題は「受け渡しの手間」にあります。「お役に立てて嬉しい」から「送信完了」までの各ステップが、離脱ポイントになっています。
- 何で録画すればいい? アプリは?形式は?解像度は?
- ファイルをどこに保存した? 800MBもある。どうやって送れば?
- アップロードが大変。 メール添付の容量制限。アップロードが遅い。「ファイルが大きすぎます。」
- クオリティへの不安。 「照明のいい時にもう一度撮り直そう。」(そのまま忘れられます。)
各ステップが障壁になり、完了率を下げます。解決策は「もっとわかりやすい手順書を送ること」ではありません。そのステップ自体をなくすことです。
ブラウザ内録画という選択肢
ファイルの録画とアップロードをお願いする代わりに、リンクを送るだけ。お客様がそのリンクを開くと収集フォームが表示されます。「動画を録画する」を選ぶと、同じタブのまま、ブラウザがカメラを起動します。アプリのインストールも、ファイル操作も不要です。
お客様の体験はこのようになります。
ステップ1:リンクをクリックする
メール・アプリ内メッセージなどで収集フォームのリンクを送ります。お客様がリンクを開くと、「レビューを書く」か「動画を録画する」のシンプルな選択肢が表示されます。
ステップ2:カメラへのアクセス
「動画を録画する」をタップすると、ブラウザがカメラの許可を求めます。プライバシーについて明確な説明が表示されます。動画はブラウザ内でローカルに録画され、送信するまでアップロードはされない。いつでも撮り直せる——そう記載されています。
ステップ3:ライブプレビュー
カメラに映る自分の姿を確認しながら、ちょっとしたアドバイスが表示されます。明るい場所で、静かな環境で、2分以内を目安に。マイクレベルインジケーターで音声が正常に拾えているか確認できます。迷う必要はありません。
ステップ4:録画する
ボタン一つで開始。タイマーが経過時間を表示します。プログレスバーで残り時間がわかります。終わったら停止。
ステップ5:確認する
録画した内容を再生して確認します。満足したらそのまま使用。やり直したければ、もう一度録画するだけ。ファイル操作もエクスポートも不要です。
ステップ6:情報を入力して送信
名前・役職・会社名を入力して送信。完了です。動画はダッシュボードに届き、承認待ちの状態になります。
全体で3分もかかりません。ほとんどのお客様が一度で完了します。
依頼するベストタイミング
言葉の選び方よりも、タイミングの方が大切です。動画のお客様の声を依頼するのに適した瞬間をご紹介します。
サポートが解決した直後。 問題を解決して感謝されているタイミングで、ポジティブな気持ちが新鮮なうちに収集フォームへ案内しましょう。
節目を達成したとき。 アクティブ利用30日目・オンボーディング完了・製品で具体的な成果を出したとき。話せることが具体的にある状態です。
自然に褒めてくれたとき。 SlackやメールやMTG中に「気に入っています」と言ってくれたタイミング。「ありがとうございます。よろしければ30秒ほどの動画でそのお気持ちを共有いただけますか?リンクはこちらです。」と返しましょう。
購入後、少し時間を置いて。 ECなら配送から1〜2週間後。SaaSなら安定して30日間使った後。本当の意見が形成されるのに十分な期間が経っています。
問題が起きているときには頼まない。 サポートチケットを送ってきたばかりのお客様には、このタイミングはふさわしくありません。状況が落ち着くまで待ちましょう。
録画前にお客様に伝えること
台本を送る必要はありません。むしろ、台本通りの話し方はわざとらしく聞こえて、信頼性を損ないます。自然な話し方や、ちょっとした言い間違いの方がかえって「本物らしさ」を増します。
代わりに、2〜3個の参考質問を渡しましょう。
- 弊社を知る前に、どんな課題を抱えていましたか?
- 〔製品名〕を使い始めてから、一番大きな変化は何ですか?
- 導入を検討している方に、どう伝えますか?
これらは「課題→解決→成果」というストーリーを自然に引き出すための問いです。メールに書いておくか、収集フォームに表示しておきましょう。
より多くの方に「はい」と言ってもらうには
簡単にすることが一番大事。 ブラウザ内録画とファイルアップロードでは、「いいですよ、2分で済みます」と「あとでやります」(やりません)の違いが生まれます。
短くお願いする。 30〜60秒でお願いしますと伝えましょう。それなら気軽に答えられます。2分が上限——それ以上だと考えすぎてしまいます。
プレッシャーをなくす。 「準備不要です。思ったままを話してください。」うまく話さなければ、という感覚を取り除きましょう。
直接リンクを送る。 「ウェブサイトの〇〇ページへ」ではなく、収集フォームへの直リンクを。モバイルでワンタップ、カメラが起動、完了。
フォローアップは1回だけ。 返信がなければ、一度だけ追いかけるのは問題ありません。それ以上はプレッシャーになります。次のお客様に移りましょう。
動画のお客様の声を整理して活用する
動画が集まってきたら、管理の流れを整えておきましょう。
- レビューキュー — 動画は「新規」としてダッシュボードに届きます。視聴して承認またはアーカイブを選びます。
- 良いものを承認する — 承認されたものだけが埋め込みに表示されます。何を公開するかは自分でコントロールできます。
- サイトに埋め込む — Wall of Love・Carousel・Single Testimonialウィジェットをランディングページや料金ページなどに追加。埋め込みコードは一つ。新しいものを承認すると自動で反映されます。
- 収集を継続する — お客様の声の収集は一度きりのプロジェクトではありません。購入後やオンボーディングのフローに組み込んで、新鮮な声が継続的に届く仕組みをつくりましょう。
まずはここから
「動画のお客様の声を集めたい」から「実際にサイトに掲載される」までの距離は、思っているより短いものです。大切なのは、お客様の手間を最小限にすること——リンクを渡して、ブラウザ内で録画してもらい、あとはこちらが対応するだけです。
LoveBoardの無料プランには、動画3本・収集フォーム1つ・埋め込み1つが含まれています。全体のフローを試して、最初の動画のお客様の声を公開するのに十分な内容です。